発売されたブリタニー・カヴァッラーロの『女子高生探偵 シャーロット・ ホームズの冒険』が話題になっていて、同じようなタイトルを吉岡平が「ザ・スニーカー」で書いていたような……と、検索。以下、ウィキペディアより。
「『シャルロット・ホームズの冒険』(1994年)
角川書店の小説誌「ザ・スニーカー」に連載されていた吉岡平の小説。現代のイギリスを舞台にホームズの曾孫のパンク娘と日本人の古生物学者がコンビを組んで事件を解決する。「T・レックスの瞳」「暗殺者(マーダラー)のヒモ」「踊る人魚」の3編がありエンターブレインから出版されているファミ通文庫「シャルロット・リーグ」(全3巻)に収録されている(生涯独身だったはずのホームズになぜ子孫がいるのかについては触れられていない)。」
なるほど、2人の出会いが化石の発掘現場だったように記憶していたけれど、だいたい合っていたらしい。角川の「ザ・スニーカー」に連載されていたものがファミ通文庫に収録されているのは、何か事情があったのかな。

「人々の様子を見るに、「好き」を性欲に近いものと理解している人には恋愛関係を自力で切り開いてゆけるポテンシャルがある一方で、「好き」を物語として内面化している場合は、自分の心も相手の心も正視することができず、後にはただ破壊された人間関係と詩的感慨が残るのみという印象がありますね。」