某所より、『ドリフターズ』に寄せて。
「第5型のアンチヒーローが主人公とか面白いに決まってるわ。
(註:アンチヒーローの海外での分類 《?から数字が進むほど悪党度が高い》

?型、クラシック・アンチヒーロー アンチヒーローの原点。優秀で厳格で知的
   なヒーローを真逆にしたタイプ。平凡で臆病で能力を発揮する場もないが
   徐々にヒーローとして目覚める。 例:碇シンジや「第九地区」の主人公。

?型、ディズニー・アンチヒーロー  高潔なヒーローの魂を持ちながら、周囲
   からはそう見えない無関心や真逆の言動をとるタイプ。誰かや何かを救う
   時に変身する。 例:エドワード・エルリックや「カサブランカ」の主人公。

?型、プラグマティック・アンチヒーロー  ?型の普段の言動をより悪徳方向
   に振った存在で、「現実を知っている」為に多少の悪事に手を染める事を
   厭わないタイプ。 例:ニコ・ロビンや「パルプフィクション」のブッチ。

?型、ヴィシャス・アンチヒーロー  どうしようもない環境や生い立ちゆえに
   様々な悪事に手を染め、それが常習化してるものの僅かにでも良心が
   残っているタイプ。 例:ルルーシュや「ハリーポッター」のスネイプ先生。

?型、名ばかりのヒーロー《Nominal Hero》  良心の呵責とは殆ど無縁で
   やってることもほぼ悪役であるが、巨悪と戦うことによってヒーロー扱い
   をされるタイプ。 例:「ベルセルク」の黒騎士ガッツ、平成版のゴジラ)」
『ARIEL』の岸田博士だったか、それとも「The Spirit of Wonder チャイナさんの逆襲 」のブレッケンリッジだったか、「自衛は絶対の善」と話していたのはどっちだったかな。

「「このままでは拙者一生クソオタクのままなのではwwwww」という恐怖はただの甘っちょろい前触れでしかなく、「一生クソオタクでいることすらできない、最終的にただの何もない人間になる」という絶対的な恐怖が歳をとるにつれて付きまとってくるの、本当に怖い話っぽい」