六曲一双の洛中洛外図屏風だったかな、博物館で鑑賞していて、遠くのお山やお寺や真ん中の二条城が同じサイズに描かれているデザインに既視感が……あ、『センチメンタルグラフィティ』と同じだ、と納得。「都市の駅と施設、こんな縮尺はおかしい」なんて言われたりもしたけれど、古式ゆかしき表現方法をなぞったのだと思えば雅なり、また愉快。奈良屋の所蔵品だという孔雀と牡丹は支店の繁栄を祈願したものだとか、上野の遊興は江戸の昔も今もそれほど変わらないとか、部分的に解説してもらって、面白かった。

先日に集まった店の夜のメニューを再確認。追加のペシャメルソースのグラタンが無かったり、包み焼きのソースが赤味がかっていたり、細かい変更点が見られたものの、今回も大いに満足。帰りがけ、自転車で帰宅途中のkと遭遇。この2ヶ月ばかり多忙で、それがもうしばらくは続くらしい。セラコンの某氏からの希望も伝えたので、別口でまた集まれるといいな。

「エリートもインテリも、ボンクラも、ニートも、メンヘラも、色々思い悩んだら、色々放り出して、駆け込める場所があると良いよね。そういうモノや場所があるだけで、大分違う。」