「「男なんだからメソメソ泣くな」はマジで怖い教育で、あれ続けると自分の悲しみの感情と向き合う練習をしないまま大人になる気がする。悲しみの不快感は全部怒りに変換されて、自他を傷付ける形で発散されるイメージ

自分にその感覚がないから、他人の悲しみの感情も理解できない」

「最終回1話前までかっこよく描いてたのに最終回でジョン・ウーパロディをまんま連続でやって最後はびっくりするほど誰も乗ってこない中一人チョウ・ユンファのコスプレしたスパイクがヤケクソになって暴れて死ぬって元ネタ知ってるとすっごいギャグ回になるビバップ最終回は凄かった」

「子どもの頃に教えるべきなのは
「是が非でも何もかも自分が頑張ってボロ雑巾になる」ことではなく
「自分にできることとできない事を見極めて
できない事や間に合わない事は他人にお願いする」ことである。
適切に自分の身の回りのことを他人に協力依頼できるだけで
生きやすさはかなり変わる。」

「>キャラクター設定には、「話の筋を決めてしまう設定」の他に、「リアクションを決めてしまう設定」があることとなる
ここに「前振りを決定する設定」が加われば完璧。」

もう少しある分は後日へ。

樋口有介の『亀と観覧車』をぱらぱらと。『雨の匂い』や『刑事さん、さようなら』と同じ系統の主人公(今作ではヒロイン)で、救いのないラストへと着地。何冊か未読はあるけれど、長編では一番救われない話、かな。小説家の南馬先生の設定、デビュー作である『ぼくと、ぼくらの夏』から始まって諸々と作者自身が投影されて、それでいつもの展開が押し寄せるものだから、読んでいて面映い心持ちに。『木野塚探偵事務所だ』みたいにミッキー・スピレインに憧れるのが健康的なのだろう。

NHKの「歴史秘話ヒストリア」で「決着!80日間世界一周」を見て、BSプレミアムで『新世紀エヴァンゲリオン』の「瞬間、心、重ねて」を見て、愉快な気分を取り戻す。明日は外食でもと思っていたけれど、頭痛が起きたというなら自重すべきか。

「才能を潰す人間は才能を潰す事に対して責任を取らないし、本人が信じる善を押し付けてくる人々はその結果に対して責任を一切負わない。聞いた貴方の自己責任で終わる。結果に対して責任を取れない人間の話に耳を傾けてはいけないと言う人生のルールはビジネスから家族関係に至るまで全てに当て嵌まる。」