某所より。
「文の構造や論理の構造の違いもさることながら、人間の行動や文化を説明するくだりは、翻訳者として相当の技術と労力が求められます。そのため、文学のみならず、歴史学、芸術学、法学なども翻訳が難しい分野に含まれます。

そして「翻訳が最も難しい究極の領域は?」は聞かれれば、「専門分野に関わらず “冗談” が分析に含まれた論文だ」と答える翻訳者もいます。シェークスピアに関する研究論文であるにしろ、笑いに関する心理学の論文であるにしろ、文化と歴史と社会と言語のゴッタ煮である冗談は、最大の翻訳者泣かせなのです。」
何年も前のテレビ番組で、FBI(だったかな?)に協力する中学生か高校生が紹介されていて、何をするかというとチャットの出会い系犯罪者を捕まえるおとり捜査官にネットスラングを指南するという役回り。任期は3年、それ以上はスラングが変化して歳がバレるから、という解説だったのを思い出した。

「黒髪の女の子が清楚で控えめなんて笑止千万。真のおとなしい女の子は周りから浮かないように暗めの茶髪に染めている。消極的・能動的な差こそあれ黒髪女子はそんな周囲に流されない一癖も二癖もある猛者ばかり」