「「心の底にあってどうしても描いてしまうもの」は創作の基点だけど、そうやって見つけた表現をとことんやって、飽きて描けなくなって、また別なものを自分の中に探す。3つ目を見つけたぐらいから創作に幅ができて、同時に自分との距離の取り方がわかってきて、ようやくプロっぽくなれる。」

「いいか、ある程度の大きさの乳を持つもののブラを外したあとの姿を見て笑うんじゃない。あなたの思ってるようなハリがありツンとしたばるんばるんおっぱいを期待してはいけない。人間は重力には勝てないのだ。ブラはグラマーの女性にとって武器であり鎧であり仮面としてのペルソナなのである」

サウンドノベル、日活ロマンポルノ、ギャルゲーのように、ある種の過渡期にポッと生まれて消えてたジャンルには、少しセンチメンタルにさせられる。それは特殊環境に過剰適応したのちに絶滅した、奇妙な生物化石にも似ている。」

「女の子に「男の子ってこういうのが好きなんでしょ? くすくす」って笑いながら着ているロングコートをばっと開いて露わになったベルトからカードを一枚抜き取り左手に装備された剣に差し込んで「ファイナルベント」と音声を響かせながら必殺技を発動されたら大半の男の子は惚れるよ。」

「少し違いますが、昔書店員だったとき、美人なお姉さんの先輩に「いいもの見せてあげようか?」と言われ、エプロンをたくし上げてライダーベルトを見せられたことはあります。」

「男子校女子校出身者が羨ましいのは同性の「嫌なところ」というよりも「良いところを見せようとして気味悪くなってるところ」を見ずに済むところだと思っている」

「「大学生の頃にもっといろいろやっておけばよかったなぁ」がいずれ「30代の頃に」「40代の頃に」となり、そのうち「体が動いてた頃に」から「生きてるうちに」になるのだよ。
ちょっとでも興味があったり、できることは今やっとけ。」

「転校なんて昔は永遠の別れだった」

「二十年以上前武術の取材をしていたころ、ある武術家さんが「どの流派が一番強いかと尋ねる人がよくいるが、たとえばアンドレ・ザ・ジャイアントならラジオ体操でも人が殺せるだろうけど、ラジオ体操が強い流派だという証明には全然ならない」と言っておいででした。至言です。」

「10歳違うということは
10光年離れているということだ」

もう少しある分は後日へ。