池袋のミュシャ展でスラブ叙事詩を見た勢いの余波を利用して、神保町の三省堂書店で最終日を迎えたアンティーク版画・古書展を覗いてみる。御茶ノ水駅から坂を下ると、洋食屋のカロリーがまだあった。懐かしい。以前、桜坂洋桜庭一樹トークショーが催された会場は何階だったかな、メイド愛好家と時間つぶしに紅茶を飲んだような覚えがある。今回は8階が会場。ちょっと大きめのリトグラフが魔法100回分とか、他の画家の物でも魔法が2回か3回分くらい。食器も陳列されていて、どういう関係の商品だったのだろう。古書も英国産かな。
続けて、東京駅前の丸善丸の内本店で開催中という英国展へ。ピューターの装飾品が手頃な価格だったので、バグパイプとかバグパイパーとか、包んでもらう。丸善の書店を眺めていると、ついレモンでも置かれていないものかと探してしまうけれど、あれは京都の店だったかな。丸の内本店も、元は日本橋にあったものが移転してきたのだったか。駅の時間に遅れそうになって走って走って、真夏日だと迂闊。数日は足が痛むだろう。

「将棋、序盤の展開すっ飛ばして、ランダムに選ばれたプロの棋譜の途中から対戦開始、みたいなやつがやりたい」