某所より。
「なんでSF小説が好きなのかと問われればわしはお話に「この発想は無かった」を求めているからです。勿論、どのジャンルの小説にも「その発想は無かった」はあるのですが、SFはその濃度が全体に濃いような。」
何度でも繰り返し、『ヴァンドレッド』6話「What a Wonderful World」の感想を思い出す。
「ここで"What a Wonderful World" なのである。"Wonder"とは、「驚くべき事」と言う意味の英単語である。"Wonderful"と言うのは、驚くべき事に溢れた、と言う事を意味し、それが則ち「素晴らしい」と言う意味になるのである。そう、驚くべき事とは何だ?それは、新しい知覚である。これまでにない認識である、そう言うモノに触れた時、人は驚くのである。そう言う、新しい知覚刺激に溢れた世界、この世界は、
「なんと素晴らしいのだろう!」
 この意識は、洋の東西を問わず、共通しているのである。変化し、変わりゆく事は、素晴らしい事である。新しいことを知り、変わる自分がいる、そういう世界との、環境との関連性無くして、自分は存在しない。」
2000年の末、サイトが消えてしまったのが残念。

「学生を経験したことが無い人はまずいないし後悔してない人もあんまりいないので学園モノは永久にウケる」