ルパン三世ベストセレクション」、6位は新ルパン99話「荒野に散ったコンバットマグナム」。うん、傑作。そう思ってAbemaで平日3話ずつ放送されている新ルパンを見てみたら、29話の「電撃ハトポッポ作戦」で脱力。しかしながら、どちらも脚本が大和屋竺という共通点。そう思って見比べてみると、どちらも冒頭でルパンが「俺が今何を考えてるか分かるか」と次元に問いかける場面から始まっている。あー、『殺しの烙印』でも脚本を書いていた大和屋竺なので、ルパンでも殺し屋みたいなのを相手にする話を担当していたのか、と納得。ふの付く某所では、「電撃ハトポッポ作戦」を指して、「はれぶたみたいな唐突さ」「浦沢義雄の師匠が大和屋竺だから」みたいなやり取りがあって、分かる人には分かる演出なのだろう。

新ルパンは30話の「モロッコの風は熱く」も面白かった。そして、25話の「必殺鉄トカゲ見参」を見逃したのに気付く。金子裕脚本で次元大介が主人公のは忘れないといいな。

「言葉は難しいよ。「死にたい」って四文字の裏の意味には「本当に今すぐにでも死んでしまいたい」から「明日会社休んでハワイ行きたい」くらいの幅があるからな。」