歴史民俗博物館の前を通りかかると、「「1968年」-無数の問いの噴出の時代-」という企画の説明文。どういう意味かと思ってサイトを覗いてみると……。
「本展は、1960年代後半に日本で起こった、ベトナム反戦運動三里塚闘争水俣病闘争などの市民運動住民運動、全国的な大学闘争などの多様な社会運動に総合的に光を当てたものです。」
「なぜ、「1968年」か

1968年は、世界に目を転じると、ベトナム反戦運動が世界的に展開され、アメリカではキング牧師暗殺を契機として公民権運動が勢いを得、フランスでは五月革命とも呼ばれる学生運動・労働者ゼネストが起こり、西ドイツでは戦後民主主義の形骸化・権威主義化に抗議する学生運動が高揚しました。社会主義圏では、「プラハの春」と言われたチェコスロバキア民主化運動とそれに対するワルシャワ条約機構軍の軍事介入の年であり、各国の新左翼学生が中国の文化大革命に、ソ連社会主義に代わる社会主義のモデルを托そうとしていました。」
かなり最近の題材を企画したのか、なるほど。常設展示に昭和コーナーもあったなあ。

「“あの人に今度はこれ教えてあげよう!”と、人から思ってもらうことって大事」