ハヤカワで書籍化された『JKハルは異世界で娼婦になった』の評判が良いらしい。ムーンライトノベルズの連載をどうやって読み始めたか、1年以上前のことなので思い出せない。そもそも始めからムーンライトノベルズだったのだろうか、だとしたら如何なるルートでたどり着いたのか、それも思い出せない。面白かった記憶はあるものの、内容はうろ覚えになっていて、館淳一の『姉と弟 淫らな下着』で川島誠が書いているあとがきの1ページ目みたいな状況という気がしないでもない。流石にひねくれ過ぎか。

ふの付く某所より、図書館に寄せて。
「自伝や自社本の寄贈はちょくちょくあるね
誰も借りた事ないけど
近所のパン屋のフランス人が書いた自伝は自分の裁量で入れて何人かに読まれた」
文才を磨かない自伝だとキリー・ギャグレーの『ブロンクスの狼』になってしまうから、そこはそれ、あること無いこと針小棒大、面白おかしくカスタマイズしてしまえば読まれるようになるかも……って、歴史小説とか架空戦記の分野に踏み入れることになりそうだ。

「「クソ」という言葉を使わずに、「改善の余地がある」と表現しよう。正しさは失礼の免罪符ではない。」