『大富豪同心 海嘯千里を征く』と『本阿弥ストラット』、どちらも番船の競争を舞台として、勝つために沖の黒潮を利用するという手法も同じ。以下、『大富豪同心 海嘯千里を征く』237頁15行目〜238頁4行目。
黒潮の南には反転潮流があり、紀伊半島土佐国の沖で巨大な渦を作り出している。

(中略)

 そもそも海流に乗ること自体が危険なのだ。伊豆沖での離脱に失敗すると、蝦夷地の千島列島にまで流されてしまう。ここで千島にたどり着くことにも失敗したら、次の漂着地はメキシコ国だ(当時の北米大陸の西海岸はメキシコ領)。」
何か、題材としたくなるような資料が出回っていたのだろうか。

森雅裕の乱歩賞受賞作のコミカライズ、ステンシルコミックス版のAmazonレビューを覗いてみたら、当時テレビでCMまで流れてたとか。それは見てみたかった。

「みんな趣味疲れしてないか? 好きなアニメだからって、原作全部読まなくていいし、声優ラジオ全部聞かなくていいし、関連グッズ全部集めなくていいし、ライブやコラボイベントを全通しなくていいし、ゲームもしなくていい。全部チェックしていることはすごいだけで、当たり前ではないぞ。」