某所より。
「おじさんはねぇ!売れっ子になってトーン高めの主人公ばかり演じてた男性声優やヒロインばかり演じてた女性声優が世代交代でどんどんゲスな悪役ポジションに回されていって演技の幅を再認識するのが大好きなんだよ!」
コリマ・キズス先生のように、NHKのナレーターとして安定するのが、声優としては上がりの状態だと前にどこかで見たような。アニメ声優として女性声優がポジションを変えながら居座り続けるのは、かなり狭き門だろうけれど、男性声優だと比較的に居残れそうな気がする。ただ、若手から残るのが主役声ばかりなので、中年役や老年役が寡占状態となるのでは。そうなると、現在の声優陣から中年老年役が抽出されるのか、それとも別の業界から引っ張り込まれるようになるのか。あるいは、中年老年役そのものを登場させないという手もあるな。さらに、中年老年役だけど、声は若手のままという、昔の一人何役もこなしていたラジオ時代みたいな手段とか。生身の声帯にこだわれば。

「「自分らしさ、自分らしさ」というけど、群棲動物である人にとって、「自分らしさ」というのは、所属共同体で一目置かれる存在になるという以上の意味はないで」