NHKラジオの「すっぴん!」、「春日太一の金曜映画劇場」で取り上げたのが『網走番外地』。信じられないほどのハッピーエンド、という紹介に興味を惹かれる。第1作目は予算が無いので上に掛け合ってもカラーフィルムはもらえなかったとか、ヒットしたらすぐに東映が手のひらを返して続編を作り続けたとか、石井輝男は外国映画をパクるのに躊躇いのない監督だったとか、昔話がエネルギッシュ。1作目は、「ジュースの営業をする爽やかなサラリーマン役で、美空ひばりと共演した」頃の高倉健だそうだけど、ざっと検索した限りでは、その映画は分からなかった。1965年の公開当時、すでに切った張ったの役回りが多かったらしいが、そうではない爽やかな役も演じていたのだろうか。石井輝男監督だけでもシリーズ10作だそうで、続編はさておき、1作目は機会があったら是非観てみたい。

「「80点のアニメを85点にするには、その5点のために80点に費やしたエネルギー(コストと時間)と同じだけのエネルギーが必要になる。85点から90点にしようとすれば、さらに倍のエネルギーが必要になる」(記憶なので、一字一句は正確ではありません。大意を理解してください)」